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新型コロナ対策と豪雨災害への市の取り組みを報告

倉敷市議会が開会し、市長が新型コロナ対策や豪雨災害への対応について説明。
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令和3年第5回倉敷市議会が9月1日に開会した。

この日は、出席議員42名と1名の欠席が確認された。議長の中西公仁氏が開議の挨拶を行い、開会の流れが進んだ。

会議の主要な内容としては、議会運営委員長の中島光浩氏が、今期定例会は本日から28日までの28日間に決定されたことを報告した。これには市長提出の予算案3件や条例案1件、事件案9件、決算11件が含まれるという。

続いて、議案第104号である令和3年度倉敷市一般会計補正予算の提案が行われ、伊東香織市長がその詳細を説明した。特に、豪雨災害と新型コロナウイルス感染症への対応が主要なテーマであるとした。市長は、「豪雨による災害対策本部の設立や、公共施設の利用休止を命じ、新型コロナの影響に対しても支援策を強化する」と述べた。

また、市が行っている事業継続特別支援金制度の変更も示されした。この制度では、法人に20万円、個人事業主に10万円が交付されるもので、新型コロナの影響で申請の期限が11月30日まで延長されたことが発表された。これは、前年同期よりも多くの申請件数を見込んでいる。

ワクチン接種の進捗状況にも触れられ、約22万人が1回目の接種を終え、65歳以上の高齢者では94.8%が接種を完了している。市長は「今後は多くの市民に接種を進めることが重要で、予約受付を開始した」と強調した。

さらに、議案第107号に関する説明によると、国の要綱改正に伴い利子補給金の交付対象者を拡大する助成条例も検討されているという。市議会ではこのような施策が進められる中で、倉敷市の復興・再建に向けた取り組みが継続していることが確認された。市長は「議会全体として、支援の必要性を感じ、財政調整基金を活用しながら一層の努力を続けるつもりである」と述べた。

今回は、会議終了後に全員協議会を開き、さらなる話題が議論される予定である。次回は、9月7日午前10時からの再開が予定されている。

議会開催日
議会名令和3年第5回倉敷市議会(第3回定例会)
議事録
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