令和4年6月16日、倉敷市の保健福祉分科会が開催され、重要な2つの議案が審査された。今回の会議では、議案第60号の令和4年度倉敷市一般会計補正予算と議案第67号の民生委員定数改正が中心に議論された。
議案第60号について、森保健福祉局参事兼保健福祉推進課長が補正予算に関する詳細を説明した。特に、民生費や老人福祉、児童福祉に関連した支出について明示された。社会福祉関連の運営費そして新型コロナウイルス対策費が主なトピックとなった。
最後の質疑において、委員からは具体的な経費の内容についての質問がないことが確認された。新垣会長は、全員賛成で議案第60号を承認する意向を伝えた。
次に、議案第67号に関して、小野社会福祉部長が説明を行った。民生委員法に基づく定数の見直しが行われ、790人から806人への増員が決定された。地域の実情に応じた定数変更が重要視され、今後の施行は令和4年12月1日と設定された。
新垣会長による質疑確認では、委員からの申し出はなく、全員が賛成の意向を示した。最終的に両議案は全員一致で承認され、予算決算委員会の重要な成果を成し遂げた。
今後、倉敷市においてはこれらの補正予算と民生委員の定数見直しに基づく施策の実施が期待されている。特に新型コロナウイルスの影響を受けた社会福祉及び医療体制の強化が求められる中、地域の福祉向上に向けたさらなる取り組みが必要である。