令和3年第2回倉敷市議会臨時会が2月4日に開催された。
この会議では、常任委員会および議会運営委員会の委員選任についての報告が行われ、議案がいくつか上程された。特に議案第2号の「路線の廃止について」や、議案第3号の「路線の認定について」などの交通関連の議案が注目を集めた。
伊東 香織市長は、「公共工事で新たに拡幅整備した認定外道路に関連するため、既存の道路を廃止し、新たに認定する必要がある」と述べ、議案2件の意義を強調した。これに対する質疑はなく、議会規則に則り、委員会付託を省略することに異議がなかったため、議案3件が一括可決された。
今臨時会では、専決処分に関する報告も行われた。専決処分第4号として、ワクチン接種に必要な経費1億600万円余りが承認された。この施策は国からの要請に基づき実施され、議会の承認が得られたことにより、迅速な対応が期待されている。
さらに、倉敷市の監査委員選任に関する議案第5号が提出された。伊東市長は、「監査委員には齋藤 武次郎氏と矢野 周子氏を選任したい」と述べ、議会の同意を求めた。その後、質疑が行われることなく、同意は得られた。これにより、選任が確定した。
選挙関連の議案の報告も行われ、岡山県南部水道企業団議会議員など4件の選挙が議題とされた。各議員の選任結果は満場一致で承認され、議会の運営がスムーズに進められた。
最終的に、全ての議事が終了し、令和3年第2回倉敷市議会臨時会は午後1時07分に閉会される。議員たちは、次回の議会に向けた準備に入る。