令和2年12月7日、倉敷市における11月定例会保健福祉分科会が開催された。関係する二つの議案が審査された。
一つ目は、議案第126号「令和2年度倉敷市一般会計補正予算(第8号)」である。この議案に関して、田中社会福祉部長は、聴覚障がい者のコミュニケーション支援に資するためのタブレット購入経費など、感染症対策に伴う多様な支出が説明された。特に、感染症対策事業や補助経費の必要性が強調された。
次に、議案第141号「倉敷市休日夜間急患センターの指定管理者の指定について」が審査された。この件について、笠原倉敷市保健所参事は、指定管理者には公益財団法人倉敷市保健医療センターを指名し、5年間の管理運営を提案した。指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとされ、予算審査における重要な項目の一つとなった。
難波朋裕委員長は、質疑に対する意見を確認すると、いずれの議案も全員賛成との結果を報告した。ただし、実際の採決は後日実施されるため、注意が必要である。議会事務局から特に問題は指摘されず、議論はスムーズに行われた。委員会は11時50分に閉会した。