令和4年12月20日午前、倉敷市の予算決算委員会が開催された。
この日の会議では、令和4年度倉敷市の一般会計補正予算を含む複数の予算案や条例案について審査が行われた。合計12件の議案が出され、各分科会からの審査報告が求められた。
まず、総務分科会の会長である日向 豊委員は、予算案8件、条例案3件の合計11件を審査した結果について発表した。議案第126号に関しては、出席委員のうち1名が反対した。残りの委員は原案に賛成の意見を示した。その他の予算案については、全委員が賛成する意見が多数を占めた。
次に市民文教分科会の会長、大守 秀行委員は、自身が担当した予算案および条例案の審査結果を示した。ここでも議案第126号については全委員が異議なく賛成したものの、議案第138号については1名の委員が反対し、大多数の賛成が得られていた。
環境水道分科会の片山 貴光委員からも審査結果が報告されたが、議案第131号については反対の意見が一部に存在した。同様に、保健福祉分科会の新垣 敦子委員は、関連する条例案について反対意見はなかったと伝えた。
討論の場では、田口 明子委員が日本共産党を代表して議案に反対する意見を述べた。特に職員や議員の給与引き上げが問題視され、特別職の給与引き上げについては必要ないとの強い主張があった。この意見に続いて、さらに質疑を経て採決に進むことが決まった。
全体会では、予算案や条例案の採決が行われ、ほとんどが賛成多数で可決された。特に、令和4年度倉敷市一般会計補正予算(第6号)や水道事業会計補正予算(第2号)については、多くの賛成を得て通過した。
委員長の生水 耕二氏は、最後に全体の可決結果を報告し、会議を閉じた。