令和5年2月21日に、倉敷市文化産業分科会が開催された。
今回の会議では、議案第4号である令和4年度倉敷市一般会計補正予算について審査が行われた。
出席委員は7名であり、初めての委員会開催となった。
執行部からは、補正予算に関する詳細な説明がなされた。
補正予算の中で特に注目を集めたのは、さまざまな補助金の減額である。
新型コロナウイルス感染症による影響から、倉敷国際少年野球大会やトライアスロン大会が中止となり、体育振興費が減額される旨が説明された。
さらに、電気・ガス価格の高騰による負担軽減策として、補助金を設けたものの、想定より申請件数が少なかったとのことであった。
生水耕二委員が「補助金減少について、執行部としてどのように考えているか」と質問した。
これに対し、別府商工労働部長兼事業継続支援室長は「電気・ガスの使用基準設定に関し、今後も見直しを検討したい」と強調した。
今後の基準がどうなるか、関心が寄せられる。
もう一つの重要な議題は、米粉事業に関する説明であった。
坂田文化産業局参与兼農林水産部長は「新商品の開発に7件の事業者が補助金を活用し、好評の販売会も実施された」と報告した。
また、3月にも第2回目のイベントを予定していることが伝えられ、期待感が高まる。
しかし、矢野周子委員が「販売会の周知をもっと徹底すべき」と要望する場面も見られた。
今後、活動の広報も含め、多くの市民が参与できる形を模索していく必要がある。
最後に、議案に対する意見確認が行われ、全員が賛成した。
これにより、議案は次回の全体会に提出されるため、さらなる議論を期待する。