令和2年第2回倉敷市議会が18日、開会された。
議長の斎藤武次郎氏が開会を宣言後、出席議員について確認が行われ、38名の出席が報告された。
日程の最初は、会議録署名議員の指名で、19番の片山貴光議員と23番の塩津学議員が選任された。
続いて、議会運営委員長から今期定例会の運営について報告が行われた。
荒木竜二議員は、会期は本日から3月16日までの28日間と設定すると述べた。
また、令和元年度関係の市長提出議案について、予算案10件、条例案2件、事件案5件、報告2件、計19件が上程されたと報告した。
令和2年度関係議案については、予算案11件、条例案15件、事件案14件、合計40件が提案される予定であるとした。
特に、議案第3号から第19号までの令和元年度倉敷市一般会計補正予算や、各種特別会計補正予算について重点的な議論がされる見込みである。
市長の伊東香織氏は、すべての議案について詳細な提案理由を説明した。
特に一般会計の補正予算では、平成30年7月豪雨災害からの復旧費や、国の経済対策に基づく経費が盛り込まれており、全体で16億100万円余りの増額を見込んでいる。
また、分野別に民生費や土木費、教育費などにおける補正内容についても明示され、各議案の進捗状況についても説明が行われた。
この他、選挙関係の案件や倉敷市議会委員会条例の改正についても言及があり、議会内での議論が進む見込みである。
全体として、今後の定例会での詳細な審議が期待される。
この日の散会は午前10時17分であった。