令和5年9月29日、倉敷市議会において第6回定例会が開かれ、重要な議案が審議された。
この日、議案として呈示されたのは、令和5年度倉敷市一般会計補正予算及び水道事業会計補正予算が含まれている。
特に議案第78号及び79号は、いずれもつに全会一致で可決される結果となった。これにより、財政運営の安定が期待される。
また、議案第80号から87号にかけては、倉敷市の条例に関する改正が提案され、その中には個人番号の利用に関する条例の改正が含まれている。市長の伊東香織氏は、「この改正により事務の効率化が図れる」と述べた。
さらに、請願として扱われたインボイス制度の実施中止を求める意見書は、各委員より待遇賛否が分かれ、最終的には不採択となった。一方、玉島地区の学校給食共同調理場は市直営での運営を求める請願に対し反対する意見も上がった。
議会は今後も市民の意見を反映し、適切な施策を進めていく姿勢を見せており、特に市民の生活に密接に関連する健康福祉施策の充実が重要視されている。議員らは、各種意見書や提案に基づいて、問題解決を図ることを強調した。
最後に、議員報酬及び政務活動費に関連する条例改正が提案され、今後の議員の信頼回復につながることが期待されている。議会では、倫理基準の維持が求められており、本定例会では、塩津学議員に対する辞職勧告も決議された。