令和5年6月21日、倉敷市にて建設消防分科会が開催され、補正予算に関する議論が行われた。
午前中にタクシー利用促進事業やまちづくり推進費など、多岐にわたる項目が審査された。特に議案第62号においては、タクシー券の販売が重要な位置を占めているという。
執行部から説明を受けた結果、タクシー利用促進事業においては、プレミアム付タクシー券の販売が進められており、2万冊の発行を予定している。タクシー利用者の負担軽減や利用促進を目的とした取り組みであり、500円券が8枚つづりで販売される。
また、まちづくり推進費に関しても言及され、企業版ふるさと納税を活用した新たな補助制度に対する期待が寄せられている。概要の中では、民間事業者が魅力向上に繋がる中核拠点施設の整備を目指し、補助金の交付が令和6年度から予定されていることを強調した。
土木ストック長寿命化事業については、1億7,460万円が計上されており、橋梁やトンネルの点検委託料などが含まれている。国の補助に基づく増額が必要とされており、特に道路新設改良費では減額が見込まれる。これによって、地域のインフラ整備が進むことが期待されている。
議論の後、日向会長が意見を求めたが反対意見はなく、賛成の手が挙がり、全員が賛成する姿勢を示した。全体的な審査では、各分科会が議案に対して共通の認識を持ちつつも、今後の予算決算委員会における採決は後日行われることが示された。