令和5年2月21日の倉敷市環境水道分科会では、複数の補正予算案が審査され、重要な決定がなされた。
まず、議案第4号である令和4年度倉敷市一般会計補正予算の審査が行われた。岡本環境政策部長は、環境衛生費として352万2,000円、火葬場費の増額を説明した。加えて、環境対策費には4,079万5,000円が計上された。この中には、電気自動車購入に対する補助金、300台分が含まれている。
次に、議案第9号の令和4年度下水道事業会計補正予算について、小畑下水道部次長兼下水経営計画課長がその内容を説明。収益的収入は1億8,128万円に達し、支出も増加すると見込まれている。特に、動力費の増が予測されている。
最後に、議案第10号、倉敷市水道事業会計補正予算が議論された。減収となる見込みが示され、職員給与費の減額も提案された。加藤水道局参事は、安定供給に向けた取り組みを強調しつつ、収益的支出が予想よりも減少することが見込まれると述べた。
いずれの議案も委員からの意見の申し出はなく、全体会における採決が後日行われることが確認された。出席した松成会長は、円滑な議事運営と議案の承認脈絡を維持する意向を示した。分科会は一つの段階を終えたが、今後の環境対策に向けた取り組みが求められている。