令和2年9月28日に開催された予算委員会では、倉敷市の一般会計補正予算などが審議された。
会議は午前10時に開会され、39名の委員が出席した。議案第93号をはじめとする予算案が各分科会での審査を経て報告された。
総務分科会の新垣 敦子委員は、議案第93号に関して、全委員が原案に賛成とする意見を示したと報告。市民文教分科会の藤原 薫子委員は、同議案について1名が反対意見を述べたことを伝えた。
環境水道分科会の伊東 裕紀委員も、同様に賛成の意見が出たことを報告し、保健福祉分科会の難波 朋裕委員は、複数の予算案に対する支持を明言した。
一方、文化産業分科会の中島 光浩委員も原案に賛成する意見であることを強調した。そこに関連して、建設消防分科会の塩津 孝明委員も賛成を示した。
質疑に入る前にしばしの休憩が挟まれたが、質疑応答が行われることはなく討論に移った。日本共産党の末田 正彦委員は、議案第93号について反対討論を行った。ここでは、主に3つの事業に対する反対理由を述べた。
第一に、調理業務の民間委託については、直営が望ましいとし、第二に、証明書のコンビニ交付事業の必要性について疑問を呈した。第三には、学校給食の調理業務の民間委託にも反対の意を示した。
最終的に、議案第93号は賛成多数で可決となった。さらに、これに関連した他の予算案2件も原案の通りに可決した。
このように、本日の予算委員会は、重要な予算案の審査を通じて進展を見せた。今後の行方に注目が集まる。