令和4年6月6日、倉敷市議会第3回定例会が開会した。
出席者は41名で、議長の中西公仁氏が開会を宣言し、会議が成立したことを確認した。
日程には会議録署名議員の指名、議会運営委員長の報告、会期の決定、諸般の報告、表彰状の伝達、各種議案の上程が含まれている。特に、議案第60号から第76号までの提案があり、議員らはその内容について討議を進める。
議会運営委員長の中島光浩議員は、今期定例会の会期を19日間、すなわち本日から24日までとし、合計で24件の議案を一括で議題にすると報告した。さらに、議案の中には、令和4年度の一般会計補正予算やさまざまな条例改正が含まれていることが説明された。
表彰状の伝達では、全国市議会議長会より受賞した市議の三村英世氏、山畑滝男氏、伊東裕紀氏に栄誉が授けられた。特に三村氏は、20年以上の議員活動に対する表彰が贈られた。議長はこれを受けて議会の一体感を強調した。
市長の伊東香織氏は、ウクライナへの支援と新型コロナウイルス感染症への対応についても言及した。特に感染対策では、ワクチン接種促進の取り組みが進行中であることが伝えられ、各議員、執行部に協力を求めた。また、公共交通事業者への支援策なども触れ、市民生活の維持を強調した。
この定例会では、さらに議案の具体的な提案理由が説明され、参加議員の意見を踏まえた質疑が行われる予定である。市民の意向を反映させながら、今後の方針を決定することが期待されている。会議は次回、6月10日に再開される予定である。