令和6年2月15日に開催された倉敷市の建設消防分科会では、令和5年度一般会計補正予算についての審査が行われた。
この日は、議案第2号に関する質疑が主な議題となった。議案は一般会計の補正予算として提出されており、委員から多くの質疑が寄せられた。
特に大橋委員が指摘したのは、県営工事負担金についてである。彼は、「県内他都市並みに負担金を下げるべきである」と強調した。
建設局の亀山局長は、都市計画事業に係る負担金の比率が高い状況を説明し、岡山県市長会を通じて見直しを行っていると述べた。国直轄港湾事業に関しても、負担金が高いことに言及し、引き続き協議を進めていく旨を伝えた。
さらに、委員会内で意見書を提出する方向性についても話し合われた。日向会長は、「県営工事負担金について、県内他市と同水準に軽減するよう要望する」と述べ、意見書の文案が承認された。
当日の会議は賛成多数で進行され、全ての議案に対して態度が統一された。最終的に、各委員は県への要望を強化するため、意見書の提出に賛成することで合意した。
この分科会の結果は、次回の全体会での審議に引き継がれることとなる。建設消防分科会では地域発展に向けた具体的な施策が必要であり、今後も負担金の見直しに向けた取り組みが期待される。