倉敷市は令和5年第2回臨時会を開催した。議題には令和4年度一般会計補正予算が含まれ、重要な経済対策が示された。
この臨時会は2月6日に開始され、出席議員は42名であった。議長の中西公仁氏が会議の開会を宣言し、順次議題が進行された。
市長の伊東香織氏による提案では、補正予算の目的として、妊婦や子育て世帯への支援が強調された。特に伴走型相談支援の充実と出産・子育て応援給付金の導入が盛り込まれており、これらの施策により5億4,300万円の増額が見込まれている。
また、伊東市長は損害賠償に係る専決処分の報告として、10件の事故対応や、未払い家賃の市営住宅の明渡しに向けた訴えを提起したことを報告した。今後の事故防止への取り組みも依然として重要な課題として挙げられた。
次に、議会運営委員会から会議の運営について報告があり、各議員が新型コロナウイルス対策として手指消毒とマスク着用を徹底する重要性を認識していることが確認された。
会期は2月6日と7日の二日間となり、議案や報告について順次質疑が行われた。その結果、議案第2号は予算決算委員会に付託され、委員会では慎重に審査が進められた。委員会の報告においても、議案は全員異議なく可決されたことが伝えられた。
このように、倉敷市の臨時会は重要な議題を取り扱い、各種施策の実施に向けて議論が深まる機会となった。議長の閉会宣言で会議は締めくくられ、今後の施策実施への期待が高まる形で終了した。