令和3年6月21日に開催された倉敷市の環境水道分科会では、一般会計補正予算に関する重要な審査が行われた。
この会議では、議案第79号である「令和3年度倉敷市一般会計補正予算(第3号)」が主な議題となり、環境衛生費や清掃施設整備費が取り上げられ、多くの委員が関心を寄せていることが伺えた。
岡本環境政策部長は、地域汚水処理施設整備事業について説明を行い、「142万9,000円を計上し、汚水処理施設の修繕費用の一部を補助する」と述べた。この事業は地域住民の衛生的な生活環境の確保を目的としており、西坂台グリーンライフの汚水処理場の汚泥かき寄せ機の修繕に関わる費用だ。
また、外村リサイクル推進部長は、清掃施設整備費に関して、「391万5,000円を計上し、倉敷西部クリーンセンター整備事業に関連する公共下水道区域外流入負担金を含む」と説明した。この内容は、当該施設から発生する排水を下水道に接続するために必要な費用である。
委員たちからは、事業の詳細についての質問が挙がり、「汚水処理施設整備事業の日程が知りたい」との要望もあった。岡本部長は、具体的な工事の日程は手元にないとし、後日再度説明させる意向を伝えた。
片山会長は、議案第79号の審査における賛否を確認したが、特に議案修正や継続審査の意見は寄せられなかった。最終的に、賛成の意見を確認し、議案の採決は次回の全体会で行う旨を伝え、分科会は円滑に終了した。
この分科会においては、環境衛生やリサイクルに関連する重要な施策が審査されていることが示され、今後の施策への期待が高まる結果となった。