令和4年6月16日、倉敷市にて、環境水道分科会の定例会が開催され、重要な議題が審査された。
主な議題は、令和4年度倉敷市一般会計補正予算(第2号)のうち、関連する衛生費を中心にしたものだ。リサイクル推進部として、新しいごみの収集方法を提案し、予算計上が行われた。
外村リサイクル推進部長は、塵芥収集費として2,283万2,000円を計上したことを説明した。この経費は、スプレー缶の排出方法を変更するためのもので、穴を開けずに別のコンテナに出すよう収集方法を見直すことで、市民の安全を確保すると同時に、発火事故のリスクを低減させる狙いがある。
また、追加で計上された費用には、ごみステーション関係経費として1,701万5,000円が含まれ、新しい回収用コンテナの購入が見込まれている。これにより、スプレー缶の安全な収集体制の整備が進む予定だ。
さらに、資源選別所の管理運営事業についても581万7,000円が計上される。この費用は、収集したスプレー缶を一時保管する倉庫の整備に充てられる。スプレー缶は、今後収集方法が変わるため、より安全な回収が可能になるという。
質疑応答では、委員からスプレー缶取扱の際の安全面について質問があり、外村部長は危険回避のための配慮がなされていることを強調した。また、地域ごとの負担金額についても言及し、それぞれの事情を説明した。
全体会において、この議案は賛成で進められることが確認された。委員会は合意のもと、提案された補正予算は適切に承認される見込みだ。今後の実施に向けて、しっかりとした体制のもとで取り組みが進められることが期待される。