令和4年第2回定例会が倉敷市議会で開催され、各種の重要議題が浮上した。
まず、倉敷市庁舎等再編整備事業について、矢野 周子議員が質問を行い、特に複合施設棟のユニバーサルデザイン導入が重要であると強調した。伊東 香織市長は、様々な利用者に配慮した設計を進めると述べ、特に多目的トイレや駐車場を含むバリアフリー設計に言及した。また、図書館整備に関しては、黒瀬 敏弘教育次長が、市民からの意見を反映するためのアンケート調査を実施することを報告した。
さらに、ケアラーの支援についての条例制定が必要であるとの意見が多くの議員から上がり、藤原 昌行保健福祉局長は、ケアラー支援の拡充について積極的な姿勢を見せた。特にヤングケアラーの支援策についても議論が行われた。
学校、園の施設整備に関する話題では、特に市立高等学校の統合や新規エアコン設置について田辺 牧美議員が質問し、各学校が直面している現状と今後の対応について詳しく報告された。教育次長は、適切な空調環境の整備が必要であると認識し、今後も配慮していく考えを示した。