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令和3年度決算、倉敷市財政は健全を維持

倉敷市の令和3年度決算が報告され、黒字県が確認された。健全化判断比率も基準を下回る。
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令和4年9月14日、倉敷市において予算決算委員会が開催された。

本日の委員会では、令和3年度の各会計決算の概要について詳細な説明が行われた。会計管理者の平松氏は、一般会計及び特別会計の決算規模を示したが、歳入決算額は3,278億2,980万円、歳出決算額は3,156億3,770万円であり、実質収支額は112億1,660万円となり、翌年度への繰り越し財源を差し引いても黒字が記録されたと強調した。

次に、健全化判断比率について黒瀬企画財政局長が報告に立ち、実質赤字比率および連結実質赤字比率はともに赤字が生じていなかったことを述べた。実質公債費比率は2.9%で早期健全化基準をクリアしていることも報告され、地域経済を踏まえた将来世代への責任ある財政運営が求められるとした。各種未収金の収納率に関する説明も行われ、市民税の収納率が98.7%に達したことが示された。

さらに、モーターボート競走事業の決算状況についても言及があり、矢島モーターボート競走事業管理者は、総売上額が開設以来の過去最高を記録したことを伝え、収益的状況の改善が市財政において重要な役割を果たしていると述べた。また、竹川組合の解散に伴う決算報告も行われ、解散した竹川組合の決算処理が市に引き継がれることが確認された。

質疑応答においては特に異論は上がらず、原副市長は防災対策に取り組む姿勢を強調し、住民の安心な生活向上を目指すと発言した。今後の委員会は9月28日を予定しており、引き続き議題に取り組むことが確認された。

議会開催日
議会名令和4年9月定例会第1回全体会
議事録
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