令和2年第6回倉敷市議会が開催され、主要な議題が討議された。
特に新型コロナウイルス感染症対策に関する質疑が多く、日向豊議員は、感染拡大防止策を求めるとともに、キャッシュレス決済の活用についても質問を行った。市長である伊東香織氏は、感染防止対策の徹底について市民への呼びかけを強調し、「新しい生活様式を今後も継続していく必要がある」と述べた。そして、キャッシュレス決済では、特に新型コロナウイルスの影響を受けた事業者支援としてポイント還元を実施し、その結果、決済額が大幅に増加したとのことだ。
また、山陽ハイツの再整備についても議論がなされた。市管理のこの施設は、現在あるべき活用方法の再検討が求められており、特に防災備蓄倉庫の整備に絡めて利活用が検討されている。責任者である文化産業局長が見解を述べ、「市民が憩える場所を意識しつつ、施設の利用価値を高めていく」との発言があった。
さらに、公共施設個別計画に関して、住民ニーズにお応えする形で、今後の方針が示された。この計画では、市民の期待に応えるべく、施設の整備及び配置を見直す意図がある。また、ドローンの導入もテーマに挙げられ、災害時の情報収集等のための活用が期待されている。
本日の会議では、倉敷市の学校給食共同調理場の整備に関する議題も討議された。市内における給食施設の整備状況報告を受け、今後の目標とスケジュールが確認され、保護者からの要望にも耳を傾ける姿勢を示した。
議会においては、継続的に新型コロナウイルスの影響や地域の福祉課題に適切に対応するための施策を議論しました。また、教職員の働き方改革や特別支援教育の充実についても意見が交わされ、学校教育の現状と今後の施策についても強い関心が示されました。