令和4年6月22日、倉敷市議会の予算決算委員会が開催された。
会議では、2件の議案について討議が行われ、いずれも原案の通り可決された。
主要な議案は、議案第60号「令和4年度倉敷市一般会計補正予算(第2号)」と議案第67号「倉敷市民生委員の定数を定める条例の改正」である。
最初に、総務分科会会長の日向 豊委員が、議案第60号の審査結果を報告した。
当分科会では出席した5名の委員のうち、1名が反対意見を述べ、残るは賛成意見だったと説明した。
次に、市民文教分科会会長の大守 秀行委員が同じく議案第60号について報告。
こちらでも、反対意見は1名で、他の委員は賛成との結果であった。
環境水道分科会会長の片山 貴光委員は、同議案に対して異議なく全員が賛成と報告。
一方、保健福祉分科会会長の新垣 敦子委員は、議案第60号及び議案第67号において、両方とも全員が賛成との結果であると述べた。
この日の質疑応答では議案第60号についての質問はなく、三宅 誠志委員が登壇し、反対理由を述べた。
日本共産党の三宅委員は、特にPFI手法による高い資金調達利率や市民参加が乏しいことが問題であると指摘した。
彼は、議案第60号には反対であると明言した。
それでも、討論の結果、委員たちは議案第60号を可決することを決定。
議案第67号についても異議がなく、原案通り可決される運びとなった。
この日、予算決算委員会は41名の委員が出席し、2件の議案について慎重に審議を行ったと説明した。