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倉敷市、環境保全のため令和2年度補正予算を審査

倉敷市環境水道分科会が令和2年度一般会計補正予算を審査。環境啓発事業や希少野生生物保護がテーマに。
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令和2年9月15日、倉敷市の環境水道分科会が開催された。今回は令和2年度一般会計補正予算第6号を中心に審査が行われた。

この補正予算には、環境意識を高める事業が盛り込まれています。佐藤環境政策部長は、倉敷市が選出された「SDGs未来都市」事業に基づき、環境に関する絵本を作成すると説明しました。この絵本は大学との連携で制作され、子育て家庭や子供への読み聞かせなどを通じ、環境意識の向上を目指すとのことです。制作委託料として339万9,000円を計上しています。

次に、希少野生生物であるスイゲンゼニタナゴの保全対策として122万1,000円が計上されました。これは橋梁の補修工事に伴う生息環境保全のための対策です。スイゲンゼニタナゴは法律で保護されており、工事を行う際には特別な配慮が必要です。

さらに、平松リサイクル推進部長がリサイクル推進部関係の予算について報告しました。特に、清掃費の中で1896万6,000円が計上され、これは災害廃棄物処理に関わる官民連携事業に関連しています。また、トラックの購入に関する予算も提案されました。一般会計補正予算の一環として、環境センターの運搬用車両の購入に1,320万円が必要です。

委員からは、環境啓発事業に関する具体的な大学の数について質問がありました。これに対し、佐藤環境政策部長は市立短大と芸術科学大学の2つの大学と連携していると答えました。また、焼却灰処理が当初の見込みを上回った件についての質問もあり、平松部長は契約が単価契約であったため、その予想を上回ったと説明しました。

その後、委員たちは施策に対する意見や質問を活発に交流しました。原委員からは国の補助金についても疑問が投げかけられ、リサイクル推進部長は該当しないと回答しました。環境というテーマに対する市の取り組みは重要であり、今後の運営においても異常の発生を未然に防ぐよう、しっかりとした予算管理が求められます。

最後に、出席した委員から賛成の意見を確認し、本日は正式な採決ではないが、今後の予算委員会全体での審議が予告されました。分科会は円滑に進行し、予定通りに閉会された。

議会開催日
議会名令和2年9月倉敷市一般会計補正予算環境水道分科会
議事録
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