令和3年第4回倉敷市議会が6月7日に開会された。
この議会では、議案の審議を行うことが主な目的となる。議長の中西公仁市議が開会を宣言し、出席議員40名により会議が成立した。
本日の会議では、まず会議録署名議員の指名が行われた。平井俊光議員と矢野周子議員がそれに選ばれた。続いて議会運営委員長の中島光浩議員から運営状況が報告された。彼は、議案に関して28件が提出され、その中には予算案1件および条例案12件が含まれていることを明らかにした。
会期は6月7日から25日までの19日間と定められ、議会運営についての新型コロナウイルス感染症への対策も確認され、議場の入場者は手指消毒とマスク着用が求められた。
議案に関して、伊東香織市長は新型コロナウイルス感染症への対応を報告すると共に、公共施設の利用原則休止、予約受付停止など市民に協力を呼びかけた。新たに提案された補正予算案には、事業継続特別支援金として法人には20万円、個人事業主には10万円を交付するものも含まれている。
さらに議案第99号として倉敷市公平委員会委員の選任の同意が求められた。これに対し質疑は行われず、原案通り同意されることが確認された。議会の運営におけるこのような迅速な対応は、市民に向けた重要なメッセージとなったと考えられる。
この後、次会は6月11日の午前10時から再開される予定である。今後も議会では市が直面する課題に対応するため、柔軟かつ迅速な議論が求められる。