令和2年9月14日、倉敷市の予算委員会建設消防分科会が開かれた。
委員は慎重な審査を行い、今後の事業の方向性を確認した。
主な議題は議案第93号、令和2年度倉敷市一般会計補正予算(第6号)の審査であった。
塩津 孝明会長は開会の挨拶で、予算議案の審査を重視する意向を表明した。
冒頭、熊田消防局参事が玉島消防署長が欠席する旨の報告を行った。
古谷土木部長は、議案第93号について詳細を述べた。
補正予算案には、農道新設改良事業に5474万円、道路新設改良費3億540万円が含まれている。
特に、避難経路の確保では、真備町有井6号線の拡幅工事に2億1160万円を計上することが強調された。
大橋委員は浸水対策事業について質問し、ポンプの排水能力の更新についても言及した。
古谷土木部長は、今回の更新ポンプが直径1000ミリで1分間に排水150立方メートルの機能を持つと説明した。
また、計画的な整備の進捗状況についても言及し、引き続き努力していく意向を示した。
消防局からは、新型コロナウイルスの影響に伴う救急業務用消耗品の予算が提案された。
熊田消防局参事が、感染防護目的で3,342万円の予算を求めており、その用途として無防護の対策を挙げた。
消防団員用の救命胴衣購入に関する予算も説明され、意義が確認された。
会議は、その後、採決に関する意見の確認が行われた。
賛成意見が多く、反対者は出なかった。
全体会での採決を控えているため、今後も意見を持ち続けることが求められた。
塩津会長は、この後の建設消防委員会への移行を発表し、会議を閉じた。