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倉敷市、第4回定例会で一般会計補正予算を可決

令和2年第4回倉敷市議会で一般会計補正予算を可決。新型コロナ対策に7500万円計上。
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令和2年第4回倉敷市議会第2回定例会が6月30日に開催され、主に令和2年度の一般会計補正予算に関する議案が審議された。

伊東香織市長が提案した補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策として計上され、特に民間保育所や認定こども園への給付金が注目されている。また、公共交通機関の支援策なども盛り込まれている。

予算委員会からの報告によると、議案第92号は全員一致で可決の判断が下された。この補正予算には、約10億9,100万円の増額が期待されており、特に市民生活の向上を図る内容となっている。民生費や福祉関連の給付金の支給も含まれており、対象者に向けたサポートが強化されている。

さらに、田口明子議員(日本共産党)が学校給食共同調理場の整備について強く反対の意見を表明した。彼女は地域住民の声を重視し、子どもたちの健康を守るためには自校方式の調理場を残し、教育委員会が透明性を持って対処する必要があると訴えた。この議案に対し、多くの保護者が健やかな成長を望む署名を集めていることが議論の中心となった。

また、議会では地方財政の充実を求める意見書や、単県医療費公費負担制度における補助率の見直しに関する意見書も提案され、これらも全会一致で可決された。特に補助率の引き上げが求められており、地方自治体の財政健全化が今後の課題として浮上している。

市長の説明では、特別定額給付金の申請状況や、県内3カ所目となるPCRセンターの設置についても言及され、感染拡大防止のための取り組みが強化されていることが報告された。想定される経済活動の回復に向け、今後の取り組みが注目される。

最後に、市長は、これからも市民が心身ともに豊かな生活を送るための支援を継続する意向を示した。今定例会は、地方自治体が直面するさまざまな課題に対する具体的なアプローチが示された重要な会議であった。

議会開催日
議会名令和2年第4回倉敷市議会(第2回定例会)
議事録
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