令和3年12月9日に開催された倉敷市予算決算委員会総務分科会では、主要議案の審査が行われた。
この日の議題は、議案第156号の令和3年度倉敷市一般会計補正予算(第9号)である。議案の審査に臨んだ委員たちは、歳入歳出の補正内容について議論した。
まず、企画財政部の杉岡部長は、歳入予算の補正額を発表した。具体的には、歳入歳出それぞれに45億2,895万5,000円を追加し、総額は2,106億7,818万7,000円となる。
杉岡部長は続いて、補正項目の詳細を説明した。特に、国庫支出金の45億2,895万5,000円の増額が目立つ。この中には、子育て世帯への臨時特別給付金事業に関連する国庫補助金も含まれている。対象となる世帯には、1人につき5万円の給付金が支給される予定である。
日向豊会長は、議案に対する意見を委員に求めた。出席した委員からは異論が出ず、全員が賛成であることが確認された。この結果、議案第156号は全会一致で可決された。なお、会議の最後に特に追加の意見や質問はなく、スムーズに会議が終了した。
この補正予算は倉敷市にとって重要な施策の一環であり、特に子育て世帯の支援が期待されている。今後、詳細な給付金の支給案内が行われる見込みで、地域の負担軽減につながると考えられる。