令和4年第4回倉敷市議会が9月5日に開催され、会期が26日間に決定した。
本会議では、41名の議員が出席し、議会運営委員長として中島光浩議員が報告を行った。
会期の決定については異議なく承認され、今後の予定として、議案が48件上程された。これには予算案4件や条例案18件が含まれている。
市長の伊東香織氏が新型コロナウイルス感染症への対応や、災害復旧の進捗を説明。また、豪雨被害の影響を受けた地域への支援も行っていることを報告した。
新型コロナウイルス関連の施策では、ワクチン接種を促進するための説明があり、特に若年層向けの接種率向上が課題として挙げられた。市長は「早期のワクチン接種を推奨し、市民の健康を守るため全面的に取り組む」と強調した。
また、平成30年豪雨災害からの復興状況についても報告され、仮設住宅からの移転が進んでいることが述べられた。具体的には、今後は住民への心のケアや見守り支援の強化が求められている。
加えて、倉敷市は水道料金の基本料金2期分を市が負担する経済支援策を講じ、物価高騰による影響軽減を目指すとした。市民や企業への支援を重視する姿勢が示された。
さらに、公共交通の利用促進を狙い、イベント開催日に合わせた無料デーを設定することも発表され、多くの市民に公共交通機関の利用を促す方針が確認された。