令和5年9月15日に行われた笠岡市議会定例会では、多くの議案が審議された。
質疑では、報告第11号及び報告第13号が一括で議題に上げられたが、質疑の通告は無く、質疑は終了された。
その後、議案第54号「笠岡市一般会計補正予算(第3号)」が上程されたが、こちらも質疑の通告は無く、予算決算委員会に付託されることが決定した。
次に審議された議案第55号「笠岡市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」では、議長の妹尾博之氏が「委員会付託の省略を提案」し、異議無く可決された。質疑や討論が行われることなく、議案はそのまま可決される方向に進んだ。
続く議案第56号「笠岡市病院事業会計補正予算(第1号)」および第57号から第59号の一括審議でも質疑の通告が無く、同様に予算決算委員会へと付託された。
議案第60号では、笠岡市の駐車場条例が議題に上がり、質疑はなく厚生産業委員会に付託。議案第61号及び第62号に関しても質疑が行われず、委員会の付託が省略され、原案通り可決された。
その他、議案第63号「笠岡市教育委員会委員の任命同意」も質疑の通告が無く、可決される運びとなった。最後に、議案第64号「令和4年度一般会計歳入歳出決算認定」も審議されるも、質疑は無く予算決算委員会に付託された。
新たに上程された議案第65号では、市長の小林嘉文氏が「ひまわり認定こども園新築工事の工事請負契約について」説明した。
この工事計画は、築40年の施設を新たに建設し、幼児教育の充実を目指すもので、床面積983.45平方メートルの園舎と41.8平方メートルの倉庫が含まれる。
議会は次回の9月28日に再開され、質疑や委員会の審査結果が報告される予定である。