令和3年第4回笠岡市議会定例会が開会された。
本定例会は、令和3年12月1日から24日までの24日間を予定している。
議長の藤井義明氏は、開会挨拶において、定足数18名の出席を確認し、議事を進行した。
最初の議題は「会議録署名議員の指名」であり、6番大本邦光議員と7番大山盛久議員が指名される。
次に「会期の決定」が行われ、今期定例会の会期は、本日から12月24日までの24日間と決定された。議長は異議がない旨を述べ、会期の決定を宣言した。
「委員会中間報告」では、原田てつよ氏が発言し、農業振興施設改修事業に関する監査請求の結果について報告した。監査結果は、執行部の情報提供が不十分であり、透明性の欠如が懸念される内容であったと指摘された。原田氏は、「市長及び副市長は事実を覆い隠さず、新たな展開を図る姿勢が必要」と強調した。
最後に「議案上程」において、市長の小林嘉文氏が議案第10号、及び議案第68号から第86号までの多数の議案について提案理由を説明した。特に、補正予算に関連する議案では、新型コロナウイルス感染症への対応が重点を置かれ、地域経済再生のための具体策が示された。市長は、「持続的な成長には企業の投資促進が重要」と述べている。
以上の議題が全て終了し、次回は12月9日に一般質問が予定されている。議会は市民の生活環境向上に向けた取組みを進める意義を改めて確認した。