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笠岡市議会、補正予算や条例改正を可決

笠岡市議会は令和元年第4回定例会で補正予算や条例改正を可決し、重要な決定を下した。
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令和元年第4回笠岡市議会定例会が6月25日に開催された。

本会議では、議案や請願が審議され、重要な決定がなされた。特に議案第55号、令和元年度笠岡市一般会計補正予算が注目され、予算決算委員会委員長の妹尾博之氏が報告した。今回の補正予算は、8,540万円の追加があり、予算総額は232億5,679万円となった。前年度比で6.1%の減少を見込む。

予算決算委員会では、各分科会での質疑を重視し、詳細な審査が行われた。特に総務文教分科会では、就学前スクールソーシャルワーカー活用実践研究事業に関する質疑があり、岡山県教育委員会が関与する事業であると説明された。幼稚園や保育園との連携を通じて、保護者への支援を行う事業となっている。

次に、環境福祉委員会による介護保険条例の改正に関する報告があった。委員長の原田てつよ氏は、消費税の増税に伴い、低所得者層向けの軽減策を強化するための改正が必須と述べた。全会一致での可決が決定したことも重要なポイントである。

さらに、請願第12号では、会計年度任用職員制度に関連する自治体の臨時・非常勤職員の地位・待遇改善が提案された。この請願に関しては質疑が行われたが、不採択とされた。紹介議員である藤井義明氏の説明に対し、採択派と不採択派の意見が交錯し、最終的に賛成少数で不採択とされた。

発議第2号、発議第3号についてももそれぞれ条例の改正が可決された。特に、議会での委員会の名称や所管事項が見直され、今後の議会運営に影響を与えるとされている。新たな二つの常任委員会が設立され、効率的な運営が期待される。

最後に、岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙が行われ、結果が報告された。この選挙結果は議会の活動において重要な役割を果たす。

議会は29日間にわたる審議を終え、無事に閉会を迎えた。議長の栗尾順三氏が議会の協力に感謝を述べた。

議会開催日
議会名令和元年第4回笠岡市議会定例会
議事録
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