令和元年第3回笠岡市議会臨時会が行われた。議会では新たに就任した部長たちが自己紹介を行い、各部の課題について取り組む姿勢を示した。
市民生活部長の森山一成氏は、安心して暮らせる社会の実現に向けて、市民福祉の充実に努める考えを述べた。また、こども部長の赤田洋二氏は、自身の役割を果たす意欲を強調した。
建設部長の山岸雄一氏は、農林水産省での経験を生かしながら市の発展に貢献する意欲を示した。上下水道部長の河相裕三氏は、ライフラインの重要性を述べ、信頼される運営に全力を尽くす姿勢を示した。
また、報告第3号として市長の専決処分による損害賠償額の決定が紹介された。市職員が段差で車椅子を損壊させた事故について、市は100%の過失割合で賠償することが確認された。賠償金は全国市長会の保険から全額補填されるという。
議案第44号の笠岡市税条例等の一部改正について、市長の小林嘉文氏は、消費税率引き上げに伴う税制上の支援策を説明した。特に、住宅や自動車への支援が重点的に見直される。
次に、議案第45号では国民健康保険税条例の改正が提案された。基礎課税額の変更や軽減判定所得の算定基準の見直しを行うことが明らかにされた。市民の担税能力への配慮が求められている。
最後に、議案第46号では、副市長の選任について審議され、松浦良彦氏が候補として挙げられた。令和元年5月17日からの任期が予定されている。
本日の臨時会の議事は全て終了し、次回は5月16日に開かれる予定である。