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笠岡市、コロナワクチン廃棄と高齢者接種推進を報告

笠岡市議会の定例会で、新型コロナウイルスワクチンの廃棄に関する謝罪があり、65歳以上の高齢者への接種を進める方針が示された。
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令和3年6月1日、笠岡市議会の定例会が開催された。議長の藤井義明氏が開会を宣言し、議事が進行した。

議会では、冒頭に山本俊明議員の逝去に対する哀悼の意が表明された。妹尾博之議員が発言し、山本議員がもたらした地域貢献や役割について感謝の意を表した。山本議員は25年間にわたり笠岡市議会での活動を重ね、多くの役職を歴任した。

続いて、小林嘉文市長による新型コロナウイルスワクチンの廃棄に関する報告があった。小林市長は、5月30日に施設での停電によりワクチンが適切に保管されず、138回分のワクチンが廃棄されたことを謝罪した。市長は市民に対し、全力でワクチン接種を進める意向を示し、再発防止策を講じるとし、今後はしっかりした温度管理の徹底を強調した。

さらに、会期が本日から24日間に設定された後、報告第2号から第5号まで、及び幾つかの議案が一括して上程された。市長は、令和3年度の補正予算について新型コロナウイルス感染症に関連する支援策を含むことを説明し、特に児童扶養手当を受給する独り親世帯への支援を強調した。

また、発議第2号新型コロナウイルス感染症対応への緊急要望に関する決議も行われた。仁科文秀議員は、県内の感染状況が継続的に厳しい状況にあると述べ、市民の健康と経済支援に力を注ぐ必要があることを呼びかけた。

議会終了時に、休会が提案され、異議なく決定された。今後の会議は、6月11日午前9時30分から再開される予定である。

議会開催日
議会名令和3年第2回笠岡市議会定例会
議事録
タイトルの評価定例会での重要な議論内容を反映しており、特にワクチン廃棄問題と接種推進の報告を適切に要約しているため。
説明文の評価議会の議題と関連付けられた内容であり、ワクチン廃棄や接種の重要性を明確に示している。
本文の評価詳細な経過報告と議論を包括的にカバーしており、会議録の内容を忠実に反映している。

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