令和4年6月16日、笠岡市議会は定例会を行い、重要な議案が審議された。
この日は、18名の議員が出席し、複数の議案が議題に上がった。
特に注目を集めたのは、令和4年度笠岡市一般会計補正予算に関する議案である。これは新型コロナウイルス感染症対策として、子どもたちの給食のために食材費の高騰分を補助する内容で、小林嘉文市長が提案した。補正額は806万円に上る。
また、議案第51号から55号までの一括議題についても質疑が行われたが、特に質問は寄せられなかった。議長の妹尾博之氏は、議案を委員会付託を省略することを提議し、全会一致で可決された。これにより、スムーズに議会が進行した。
次に、監査委員の選任についての議案が提出され、これも議論なしで進められ、全会一致で承認された。さらに、予算決算委員会の委員選任が新たに議題にあがり、天野喜一郎氏が指名されたことも承認された。議会は、今後の委員会審査の準備を整えるため、本会議を休会することとした。
本議会においては、追加議案の説明や質疑が多く行われたが、会議は全体的に円滑に進捗した。特に、コロナウイルスの影響を受けた食材費への対応が強調された。
市長の小林嘉文氏は、今後も市民の生活を守るための施策を続けていくことを強調した。議会は6月23日に再開し、議案審議の結果報告が行われる予定である。