笠岡市議会、ヘルプマーク等の障害者支援策を議論

令和5年9月14日、笠岡市で行われた第7回定例会において、真鍋陽子議員が主要な質疑を行いました。特に「ヘルプマーク」の現状についての質問が目立ちました。ヘルプマークの配付状況について、健康福祉部長の清水輝一氏は、令和5年8月末時点で360名に配布されたと報告しました。このマークは、身体的支援を必要とする方を周囲が理解するための重要なツールであると述べました。特に、公共交通機関での認知度が高まっていることが成果として挙げられました。さらに、ヘルプシールの導入についても意見が交わされ、必要性を認識されていることが強調されました。真鍋議員は、「ヘルプマークは、身体障害のある方だけでなく、すべての人が利用できるべきだ」と提案しました。次に、読書に関するバリアフリー法についても質疑があり、特に視覚障害者用の機器の導入が進められていることが確認されました。市立図書館では、視覚に障害のある方が音声図書を利用できるサービスが実施されていると報告され、その運用が拡大する見込みであることが伝えられました。教育部長の森山一成氏は、障害を持つ児童の支援策についても積極的に取り組んでいると発言し、必要な支援体制を整えていることを説明しました。議会では、今後も障害者支援政策に関する取り組みの充実が求められています。