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笠岡市議会、コロナ影響に対し地方税財源確保を求める意見書提出

笠岡市議会が新型コロナ影響での地方財政悪化を理由に、地方税財源の確保を求める意見書を可決。
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令和2年第6回笠岡市議会定例会が開会した。

市長の小林嘉文氏は、議員の出席に感謝し、今後の定例会において重要な議案の審議をお願いした。特に新型コロナウイルス感染症の影響により本市も厳しい状況にあるとし、意見書を提出することによって必要な財源の確保を求める意向を明らかにした。

まず、市長からは今年の九州地方の集中豪雨被害に言及。市では義援金活動を実施し、地域の連帯感を強調した。特に、若者からの思いやりの声が印象に残ったとのことで、全市民が助け合う精神を忘れないことが重要と述べた。

次に、報告第8号及び報告第9号についての市長の説明が行われた。非強制徴収債権の放棄に関しては358万円ほどの金額が放棄される見込みで、今後の効率的な債権管理が求められる。損害賠償額の決定に関しても言及し、過去の事故による賠償問題が前向きに進展していることを報告した。

議案上程では、議案第74号から第90号までの重要な補正予算案が一括議題として挙げられ、それぞれの概要が説明された。特に、コロナウイルス対策の一環としての予算措置が多く、地域の医療や経済的支援に積極的に取り組む方針が示された。

また、発議第3号についても話題になった。これは新型コロナウイルスにより悪化する地方財政の状況を打破すべく、国への地方税財源の確保を求めるもので、大多数が賛同した。議会は、このような提案を通じて、市民の生活を守る努力を続ける意義が大きいとされる。

定例会全体としては、今後の長期戦が予想される中、市民への配慮と選択肢の拡充が急務であるとの認識が全会一致で確認された。次回の会議は9月13日を予定しており、具体的な施策の詳細が議論されることとなる。

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議会名令和2年第6回笠岡市議会定例会
議事録
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