令和元年6月14日、笠岡市議会の第4回定例会が開かれた。
この会議では、様々な報告や議案が審議された。特に注目されるのは、報告第4号から第6号までの3件の質疑が行われ、質疑には異議がなく終了した。
また、議案第47号では岡山県市町村総合事務組合に関する協議が行われた。議長の栗尾順三氏が報告し、質疑は既に通告されていないため、質疑を終了し、委員会付託を省略することが確認されると、原案通り可決された。
さらに、議案第48号に関しては、公共的施設の総合整備計画変更の議論が行われた。質疑の通告はなかったため、同様に委員会付託を省略し、原案の通り可決される結果となった。
議案第49号では動産買入れが検討された。山本俊明議員が質疑を述べたが、質疑は結局行われず、原案通り可決された。
議案第50号の消費税率引き上げに伴う条例の整理では、日本共産党の井木守議員が強く反対の意を表明した。この件について市長は、予定通り進める方針を示した。
次いで、議案第51号では放課後児童健全育成事業の運営についての基準が改正され、議論が行われた。樋之津倫子議員は支援員の資格問題に言及し、子供たちの安全と豊かな育成環境を歩み続けるためにしっかりとした取り組みが求められることを訴えた。その結果、議案は原案の通り可決された。
議案第52号、53号、54号については各種条例の改正が行われ、質疑はなく、原案通りの可決となった。特に水道条例の改正に際しては、住民への周知が必要との報告がなされた。
議案第55号と第56号では、令和元年度の一般会計補正予算と土地造成事業特別会計補正予算が議題にされ、需給の見合った審議の後に可決された。
会議では、これまで受理された請願が上程され、各種の委員会に付託される形で進行した。本日の会議は、明日から6月24日まで休会となることが決定し、次回再開は6月25日とされた。