令和2年6月井原市議会定例会が開催された。
本会議では、複数の議案が審議されたが、中でも注目されたのは、令和2年度井原市一般会計補正予算(第3号)及び介護保険事業特別会計補正予算(第1号)である。
これらは全員の同意のもと可決され、特に一般会計補正予算には地域経済活性化が重要なテーマとして取り扱われた。
予算決算委員会の藤原浩司委員長は「全会一致で原案を可決すべきものと決定した」と報告した。
続いて、井原市長等の給与に関する条例についても議論が行われた。議案第40号に関してはすでに各委員会で慎重に審査され、全会一致により可決が決まった。
また、今後の条例改正についても触れられ、特に井原市災害救助条例の改正が強調された。
簀戸利昭市民福祉委員会の委員長は「地域住民の安全を確保するため、必要な措置を講じる必要がある」と述べた。
工事契約に関連して、山下浩道総務部長は「井原市役所の改修工事が温室効果ガスの削減に寄与する」と説明した。具体的には、年間676トンの二酸化炭素排出量が444トンに削減される見込みである。
この施策は、地球温暖化対策推進計画の一環として実施されている。
さらに、井原市の新型コロナウイルス対策に関する質疑も行われた。感染予防のために、バスの増便が必要との声が上がり、新しい生活様式の実践が求められることも確認された。