令和5年2月井原市議会定例会が開催され、多くの議員が出席した。
会議では会議録署名議員の指名から取り扱い、議長の大滝文則氏が山下憲雄氏と荒木謙二氏を指名した。
続いて、会期が本日から3月20日までの22日間に決定した。
また、諸般の報告として、財政援助団体等の監査結果が伝えられた。
次に、日程第3として議案が一括上程された。
市長の大舌勲氏は、市政運営の基本方針と予算の編成概要を発表した。
令和5年度当初予算は209億9,700万円、前年度比8.9%の減となり、特別会計は108億9,490万円で合計407億9,658万8,000円。また、市長は「井原市第7次総合計画後期基本計画」を起点に
「元気なまちづくり」を進行し、地域の活性化や経済の回復を強調した。
具体的な施策には、井原こころざしのたみ事業や地域の名所「平櫛田中美術館」のリニューアルオープンがある。
「安心して生活できる環境」を目指し、新たな障害者支援事業や出産・子育て支援を展開。
教育分野ではコミュニティ・スクール導入が進み、地域との連携を強化する考えを示し、これにより地域密着型の教育改善を図る。
安全な生活環境づくりには防災計画の改訂や防犯活動の強化なども含まれる。
市では持続可能な財政運営を心掛け、予算の厳密な管理を求め、さらなる改善に取り組む。
この定例会では43件の議案が予定され、議員からの意見表明も期待される。