令和6年9月18日に開催された井原市議会定例会では、数件の決算認定が行われた。
議事録によると、今回は認定第1号から認定第13号までの決算が議題に上がり、議員が質疑を行った。
特に、一般会計歳入歳出決算についての質疑が活発であった。
三宅孝之議員は、介護保険特別会計について具体的な数値を提示した上で、繰入金に関する質問を行った。
質問に対し、健康福祉部長の沖津幸弘氏は、介護保険の利用に応じた繰入金の決まりや基金の必要額の精算に関する詳細を説明した。
このやり取りは、井原市の財政状況と市民生活に密接に関わる内容であった。
また、認定第10号から認定13号までの企業会計決算についても質疑が行われたが、参加議員からの質問は無かった。
とりわけ、水道事業会計や病院事業会計の決算についての重要性が指摘される中、議会は予算決算委員会へ付託することが決定された。
今後の議事の進行としては、9月19日から26日までの休会後に委員会が開催される。
議会が行う議案の付託については、次期議会における重要な議題として位置付けられ、市民にも影響を与える決定となるだろう。
これらの内容から、井原市の財政運営に対する議会の監視・評価機能が果たされていることが伺える。