令和5年5月16日に井原市議会の臨時会が開かれ、重要な議案が審議された。
主な議案には監査委員の選任、井原市美星星空農園条例の改正、そして令和5年度井原市一般会計補正予算が含まれる。各議案は慎重な審議を経て、全会一致で原案可決となった。
まず、監査委員の選任について、総務部長の藤原雅彦氏は柳井一徳氏の略歴を紹介した。柳井氏は平成25年に初当選し、今期で3期目となる。本案件は質疑を省略することが決定され、柳井氏は監査委員として同意を得た。柳井氏は議場で「職務を全ういたしたい」と感謝の意を表明した。
次に、井原市美星星空農園条例の改正について、建設経済部長の岡本健治氏が説明を行った。改正の目的は土地所有者からの要望で、附帯施設を譲渡されるために必要な措置である。この改正により、施設の利用者は今まで通り市民農園を利用することができるとされた。質疑は行われず、総務産業委員会へ付託された。
続いて審議された令和5年度井原市一般会計補正予算は、歳出・歳入のバランスを取るように組まれている。この議案に対しても質疑は行われず、予算決算委員会に付託されることが決まった。予算の使途については委員会での審査が期待される。
最後に岡山県井原地区清掃施設組合議会議員の選挙が行われ、議長の三宅文雄氏により大滝文則氏が指名されると、特に異議はなく当選が決定した。議会運営委員長からの継続調査の申し出も異議なく認められ、各議案の審議は無事終了した。