令和元年6月19日、井原市議会は定例会を開催し、複数の議案について討議した。
議案第42号、令和元年度井原市一般会計補正予算(第1号)及び議案第43号、令和元年度井原市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)では、全会一致で原案通りの決定がなされた。これにより、各会計の財政運営が安定すると見込まれている。
続いて、議案第44号から第54号に関しても、各委員長の報告を参考にしつつ原案が可決された。例えば、井原市防災会議条例の改正に関して、総務文教委員会の報告を行った上野安是氏は詳細な審査結果を述べた。
また、議案第45号の井原市立美星国保診療所手数料条例では、医療の適正な提供を目指す改正が行われる見込みである。公衆衛生の維持管理が重要視されている。
さらに、新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出が発議され、宮地俊則氏がこの件について説明を行った。過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う対応策として、国への要望が明確に伝えられた。一方、閉会中の継続調査についても合意が形成され、議会としての対応策が示された。
市長の大舌勲氏は、今期定例会の成果に感謝の意を表し、今後の行政運営に貴重な提言を活かす考えを示した。定例会は17日間にわたり、議会の運営が確認された後、無事に閉会を迎えた。次期市議会は9月2日に開催予定であることも併せて報告されている。