令和3年6月井原市議会定例会が開会され、議案の審議が始まった。
議長の大滝文則氏は、全員が出席していることに感謝し、定例会の開始を宣言した。
会期は6月29日までの16日間と決定された。
市長の大舌勲氏は、梅雨入りの状況を報告するとともに、新型コロナウイルス感染症の流行に対する市の取り組みを強調した。特に、岡山県での感染状況や緊急事態宣言の発出に言及し、市民と事業者の協力が重要であると述べた。
新型コロナウイルスワクチン接種については、65歳以上の接種が進んでおり、予約率が86%を超えると報告された。市長は、予約の取りづらさについても謝罪し、今後の接種計画を詳述した。
防災に関する施策についても言及があり、特に風水害に備えた取り組みが強調された。国の法律改正に伴う避難情報の変更と、避難所での感染症対策が重要であると市長は述べた。
地域創生施策においては、「第2期元気いばら」を軸にした地域振興が目指されている。市民と企業の協力が必要であり、人口減少への対応が求められている。
経済対策では、長期化するコロナ影響に対し、様々な支援策が検討されている。特に、飲食店へのポイント還元事業が続いていることが示された。
最後に、市長は新ごみ焼却施設の建設につき進捗状況を報告した。必要な手続きが進んでいるも同時に、事業の進行に伴う懸念点も説明された。議会においてはこれらの議案審議が慎重に行われる旨が強調された。
市議会議員はそれぞれの議案に対する意見を表明し、慎重腫質的な討議が続いていく。全ての議案が議決されることで、子どもや高齢者の福祉向上や地域活性化に繋がることへの期待が寄せられている。