令和4年2月、井原市議会にて多くの予算案が議論された。
主要な議題は、令和4年度の一般会計予算である。総務部長の藤原雅彦氏が詳細な説明を行い、それに対して山下憲雄氏が質問を行った。山下氏は、シティプロモーション事業に関連する予算について確認した。特に、その事業の債務負担が令和5年度から6年度にわたる旨を指摘し、その契約の状況について尋ねた。また、現在の業者のプロポーザル募集が行われているかどうかについても言及した。
総合政策部長の安東慎吾氏は、シティプロモーション事業の目的が市のイメージ向上や移住者の獲得であると強調した。さらに、この事業が単年度での成果が期待できないため、中・長期的な取組が重要であるとし、契約期間を3年間に設定した背景を説明した。山下氏の質問に対し、新たな業者の選定は進行中であることが確認された。
また、令和4年度の一般予算について、商工費の増加が議論された。三宅孝之氏は、218億円から230億円の増加の背景を問うた。建設経済部長の岡本健治氏は、創真株式会社からの寄附を基金に振り替えるためと説明した。
議題には続いて、国民健康保険事業や介護保険事業の特別会計予算が上がった。市民生活部長の井口勝志氏がそれぞれの説明を行った後、質疑が行われた。
議会に戻ると、次は水道事業関連の予算が扱われた。水道部長の飛田圭三氏が予算案を説明し、その後病院事業に関する予算も議題に上がった。各会計予算は予算決算委員会へ付託され、議論は更に続くこととなった。
最後に、財産区会計予算が議題に掲げられ、山下憲雄氏の質問に対し、総務部長の藤原雅彦氏が適切に対応した。議会は多くの重大な議題を抱え、進行する中で市民生活と経済の向上に寄与すべく活動している様子が伺えた。