令和3年11月29日、井原市議会は臨時会を開催した。
会議には18名が出席し、定足数に達したことを確認した後、議長の大滝文則氏が開会を宣言した。
本臨時会では、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸般の報告が行われた。その後、市長の大舌勲氏から議案第56号「工事請負契約の変更について」が提案され、詳細な説明が行われた。
議案第56号は、稲倉産業団地造成工事に関するものであり、主に道路工事の追加施工及び伐採処分の変更に伴うものである。総務部長の藤原雅彦氏は、変更金額が税込みで2,223万1,000円の増額であること、また、契約金額の総額が税込みで7億2,733万1,000円になることを説明しました。
質疑応答では、議員の宮地俊則氏が工事契約の変更について質問し、建設経済部長の岡本健治氏が過去の契約状況について説明。特に、土量不足が生じたための変更契約であることを強調しました。議員たちはこの変更に対してさらなる金額の詳細を求め、具体的な内訳についての説明も求められた。
市長、大舌勲氏は議案の稟議が無事に可決されたことに感謝し、12月の定例会を控えた議員の協力に謝意を表明しました。最終的に、議案第56号は原案のとおり可決され、臨時会は閉会となりました。今回の会議では、工事の透明性確保や効率的な進行を目的とした議論がなされ、今後の市政運営に対する期待が寄せられる。
この臨時会は、市の新たな工事請負契約変更の承認を果たしたことで、地域発展の重要な一歩となった。