令和元年6月3日、井原市議会は定例会を開催した。
議長の坊野公治氏は出席者に感謝を述べた後、会議録署名議員の指名を行った。
3番の柳原英子氏と4番の山下憲雄氏が指名される。続いて、会期の決定が行われ、6月19日までの17日間とすることが承認された。
市長の大舌勲氏からは、諸報告が行われた。平成30年度井原市の一般会計予算の継続費に加え、各種事業の進捗状況が説明された。特に昨年の豪雨災害からの復旧状況が強調され、早急な対策が求められている旨が述べられた。
新規事業の紹介もあり、移住・定住促進を狙った支援金や、市民大会の開催等が挙げられた。市長は「量的な支援を超え、質的な向上を目指す」との意向を示した。
また、市長はオリンピック関係についても言及し、本市が聖火リレーのスタート地点に選ばれたことを報告した。これにより、市民と共に盛り上げていく努力が期待されている。
経済対策の方面では「イバラノミクス」と名付けた新たな事業支援策が話題に上り、企業へのスポット支援について詳細が説明された。市内企業に対し、積極的な支援を行う意向が示された。
教育関係においても、子どもたちのための基盤作りや井原中学校の建設状況について言及された。
その他、多岐にわたる議案が審議される予定であり、市民からの信頼に応える議会づくりが求められることが議論された。