令和3年6月29日に令和3年6月井原市議会定例会が開会された。
出席議員18名の中で、定例会では複数の議案が優先的に採決された。
主要な議案には、令和3年度井原市一般会計補正予算(第3号)、産業団地開発事業特別会計補正予算(第1号)があり、両者は全会一致で可決された。
市民福祉委員会の多賀信祥委員長は、議案第40号から第42号までの条例について報告し、全会一致での可決を述べた。
また、総務文教委員会の柳原英子委員長も、議案第39号及び議案第43号の条例が全会一致での原案可決を報告した。
さらに、議案第44号の令和3年度井原市一般会計補正予算(第4号)では、健康福祉部長の佐藤和也氏が経済的支援が必要な42世帯の対象について説明し、追加申込みが発生する可能性は低いとの見解を示した。
市長の大舌勲氏は今期定例会の閉会に際し、熱心な審議に感謝の意を表した。 さらに新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況についても触れた。
接種率は65歳以上で54.0%、2回目は28.8%である。
接種券は年齢区分に応じて順次発送し、幼稚園や保育園等のエッセンシャルワーカーへの優先接種も行われている。
市議会は次期定例会を9月6日に予定しており、課題の多い市政運営が続く中で新しい方針が打ち出されることが期待される。