令和5年9月井原市議会定例会が開会し、様々な重要議題が議論されている。
開会に先立ち、議長の三宅文雄氏が挨拶し、出席議員は17名で定足数に達していると確認した。
日程の第一には会議録署名議員の指名が含まれ、議長は大滝文則氏と宮地俊則氏を指名した。続いて、日程第2の会期については、今期定例会の会期を約18日間とすることに異議がないと確認された。
次に、市長からの諸般の報告が行われた。市長の大舌勲氏は地方自治法に基づく一般会計継続費精算等に関する報告を行い、また、監査委員からも出納検査の結果が報告された。これに続き、議案第48号から第55号までの一括上程が行われた。
特に注目されるのは、市長の提案説明である。大舌市長は、夏のイベントである「井原まつり☆まんてん2023」が新しいスタイルで行われ、多くの家族連れが参加したことを強調した。さらに、井原高校男子新体操部が全国大会で優勝を果たしたことを祝福し、今後の健全な練習環境の確保に向けた取り組みを約束した。
次に、新型コロナウイルスに関する現状について言及した。井原医師会の情報によれば、市内での感染者数は依然として増加傾向にあり、注意が必要であると伝えた。市長は、特に高齢者に対してワクチン接種の検討を促し、9月20日から開始されるワクチン接種の計画についても説明した。
防災に関する取り組みも紹介された。市では災害による被害を最小限に抑えるため、家庭での備蓄や避難場所の確認を行うよう市民に呼びかけている。