令和4年7月29日、井原市議会臨時会が開かれた。
本会議では、主に令和4年度井原市病院事業会計補正予算に関する議案が議題に上った。議案の補正額は4,527万7,000円で、総額は約33億9,723万3,000円となる。
市長の大舌勲氏は新型コロナウイルス感染症に対応した予算であることを強調するとともに、県からの補助金を財源に充当すると説明した。本年度、井原市民病院が重点医療機関に指定され、感染防止対策を強化するための設備整備などに必要な資金となる。
また、市長は「診療体制を強化し、適切な医療提供のため、病院運営の重要な一助となる」と述べ、議員たちに確認を求めた。出席したすべての議員がこの提案に異議を唱えることはなく、質疑の後、予算決算委員会に付託することが決まった。
このように、議会では大きな論点もなくスムーズに議論が進んだ。佐藤豊氏によると、委員会では全会一致で議案の可決を決めたという。この報告を受け、議長の大滝文則氏は即座に採決を行い、議案は全会一致で可決された。
市長は閉会に際し、出席した議員に感謝の意を表し、議会への協力に対して深い感謝を示した。今後も医療体制の充実に期待が寄せられるところだ。今回の臨時会での議論を通じて、多くの課題に前向きに取り組む姿勢が見られたことは、今後の市政運営にとって重要な意義を持つと伝えられている。