令和5年9月21日、井原市議会において、令和4年度各会計の決算についての審議が行われた。
議案は14件に及び、各担当委員長が審査結果を報告した。議案第51号の井原市災害救助条例の一部改正については、全会一致で可決される見込みであり、次に、請願第1号は国庫負担率の引き上げに係る意見書の採択を求めており、こちらも全会一致での採択が確認された。
特に注目されるのは、令和5年度一般会計補正予算に対する議論であった。予算決算委員会の西田久志委員長は、議案第48号が賛成多数で可決されたと報告した。
また、議案第49号と第50号の国民健康保険と下水道事業会計補正予算も全会一致で可決された。市議会では、次期定例会が12月4日に開かれることが告げられた。
最後に市長の大舌勲氏が挨拶を行い、議会運営への感謝と議決された計画への今後の活用を訴えた。特に、国の政策に対して意見書を提出した件についても力強いコメントが見受けられた。市の施策に対する市民の意見と考えが、今後の施策にも生かされることを期待したいとの姿勢が強調された。