令和4年6月28日、井原市議会は定例会を開き、重要な議案を審議した。
主な内容は、令和4年度井原市一般会計補正予算(第2号)、簡易水道事業の補正予算などだ。これらの議案は全会一致で原案可決となった。
議案第40号に関する条例改正については、井原市議会議員や市長の選挙運動用ビラ作成の公営化に関するもので、全会一致で原案が可決された。市民福祉委員会の多賀信祥氏は、「請願第2号、ケア労働者の賃上げ求める件は不採択とした」と報告した。
また、請願第1号である消費税インボイス制度の実施延期請願については、反対多数で不採択となり、市議会はさらなる議論を期待しているようだ。特に、請願の内容は多くのケアワーカーや市民が影響を受けるため、今後も関心が寄せられる。
市長の大舌勲氏は、「今後の施策には物価上昇への対応も含め、議員や市民の理解が必要である」と強調し、生計支援策に取り組む意向を示した。また、令和4年度井原市一般会計補正予算(第3号)や水道事業会計補正予算(第1号)、簡易水道事業会計補正予算(第2号)についても追加的な検討が進められ、いずれも可決された。
議長の大滝文則氏は、「皆さんの意見は市政の運営に活かしたい」と述べ、会議は閉会した。この結果、井原市では市民生活を守るための地道な努力が続くことが期待されている。