令和6年2月、井原市議会の定例会が開催された。
会議では、令和6年度の予算案やさまざまな議案が一括して審議された。特に、井原市一般会計予算や国民健康保険事業特別会計予算についての説明がなされた。総務部長の藤原雅彦氏は、令和6年度の一般会計予算が安定した市政運営の基盤となると述べた。
議案第1号から第5号までの一般会計補正予算、さらに第6号から第18号までの13会計予算の全てが、委員会通過後に原案通り可決された。予算決算委員長の西田久志氏は、これにより施政の継続性が確保されるとの見解を示した。
また、井原市病院事業管理者の選任に関する議案も審議され、議長の三宅文雄氏が齋藤信也氏の略歴を説明した。齋藤氏は岡山大学大学院を修了後、さまざまな公職を歴任しており、総務部長の藤原雅彦氏はその経歴を高く評価している。
さらに、議案第38号の令和6年度一般会計補正予算(第1号)についても審議され、こちらも全会一致で可決された。市長の大舌勲氏は、予算案の通過に感謝の意を示すとともに、関係機関との連携を強化していく方針を語った。
終了時には市長が挨拶し、本定例会を締めくくった。市の春のイベントや防災活動に関する情報も併せて報告された。特に予定されている「いばら桜フェスタ」に対する期待が高まっている。議会は健康や安全を確保した市民生活を支える施策を推進している。
この定例会では、豊かな市民生活を実現するためのさまざまな施策が審議され、全ての議案が無事に可決されたことで、井原市の将来的な発展が期待されている。